3点ユニットバスとは
「浴室」「洗面所」「トイレ」が1つの空間にまとまったユニットバスのことを3点ユニットバスと言います。ホテルにはこのタイプが多いんじゃないでしょうか。
一般的には「ユニットバス」なんて言われたり、不動産の間取り図には「UB」などと記載されていることが多いですが、3点ユニットバスというのが正式かと思います。
私は今の部屋に引っ越す際、敢えて3点ユニットバスを条件に探しました。
3点ユニットバスを選んだ理由
安い
トイレが別のいわゆるセパレートタイプの方が人気です。排泄する空間と体を清潔にする空間が一緒ということに抵抗があるんじゃないかと想像しますが、その気持ちは私にもわかります。
相対的に3点ユニットバスは不人気です。だから家賃も低めに設定されていると思います。なるべく費用を抑えたかった。
シャワーしか浴びない
湯船に浸かるのはとても好きですが、浴槽を毎回しっかり洗って湯を張ってというのがどうにも面倒でシャワーだけの生活をずっと送ってきました。だったら別にちゃんとした浴室なんて要らないのではと思いました。
カプセルホテルやドミトリーはシャワー室しかなかったりするのもありますが、それも良いなと思っても賃貸ではそういう物件はなかなかありません。
掃除が楽
掃除をしなければならない場所が減る、これは大きいと思いました。掃除が好きじゃないのでなるべく楽をしたい。
それにトイレと浴槽、つまりシャワーが同じ空間にあるため、便器やその周辺を水で流して掃除するのがとても楽なんじゃないでしょうか。
住んで利用しての実感
選んだ3つの理由について
住み始めて2年と少し経ちましたがお湯を張ったことは一度もなく、シャワーしか使っていませんが特に不便はありません。掃除も以前より楽になったと満足です。家賃が安いのは実感も何もないですが。
湯船に浸かりたい人は工夫が必要
頭や体を洗うのは浴槽の中か外か、お湯を貯めるのは洗う前か後か同時か、など。私はホテルではちゃんと湯船に浸かることが多いので、
- 浴槽で頭を洗う
- 浴槽で体を洗う
- お湯を張って浸かる
という手順で入浴しています。銭湯などと同じですね。湯船に浸かる前に綺麗にする。
シャワーカーテンは不要
浴槽から外が濡れないようシャワーカーテンをするのが基本のようですが、どうせ濡れても良い場所なのでシャワーカーテンは最初から着けていません。なるべく外に水がかからないようにはしていますが、神経質になるほどではないです。
一応100均で買ったマットを敷いて飛んだ水を吸ってもらったり、シャワー後の足場になってもらったりはしています。
それにシャワーカーテンは濡れると乾きにくくカビやすいという話も聞きます。なければカビなんて生えません。
カビやすいわけではない
換気扇がついていても窓がないことが多いでしょう。だから湿気がこもってカビやすい。トイレットペーパーも湿気てしまう。そんな風に語られますが、それは3点ユニットバスに限った話ではありません。
現に私は以前住んでいたお部屋の浴室をカビだらけにしてしまいました……
今の部屋では住み始めた当初から、湿気をためないようほぼ常に換気扇を回しっぱなしにし、シャワー後はサーキュレーターで湿気を全力で飛ばしています。全くカビは生えていません。そんなにマメに掃除しているわけではありませんが綺麗なものです。
どうやって湿気と向き合うかが重要。湿気を放置したらどこにだってカビは生えます。
ちょっと狭いかも
うちはそこそこ古い部屋なので3点ユニットバスの中でも更に狭い方ではないかと思っています。以前住んでいた物件の浴室より明らかに狭い。シャワーだけで良いとは言え狭い中で髪を洗って体を洗うというのは気持ちの上でも窮屈です。
ちょっと良いホテルのような広さがあると快適なんでしょうねぇ。
まとめ
もう少し広いと良いなと思うことはありますが、3点ユニットバス自体に不満はありません。むしろ正解だと思っています。
気になっている人は、とりあえず安めのビジネスホテルに何回か泊まって体験してみるのが良いのではないでしょうか。案外平気かもしれませんよ?
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