鶴舞中央図書館
名古屋の都心から少し東、JR中央線と地下鉄鶴舞線が交差する鶴舞駅の近くに鶴舞中央図書館はあります。
地上2階、地下1階の歴史を感じさせる堂々とした図書館です。通っていた大学がこの近くにあったので、大学生の頃は折をみて通っていました。
なお、鶴舞中央図書館の鶴舞は「つるま」と読みます。鶴舞公園も「つるま」。でも鶴舞駅は「つるまい」。地名としては「つるまい」。ややこしいですね。岐阜の「各務原」よりマシですが。
電源付きのPC作業可能な席
鶴舞中央図書館には地下学習室、成人専用席、パソコン席の3種類がありますが、ノートPC等を持ち込んでの作業ができる電源付きの席には限りがあります。
成人専用席
成人専用席は18歳以上が利用可能な席で、80席あるうちの20席が電源付きです。周りの席とパーティションで区切られているので個人スペース感があります。
窓際に席が配置されているため入館者の気配は少ないが、図書館のすぐ近くには大きな車道・線路があるため意外とうるさい。窓が開いているとなおさら(コロナ対策?)。
パソコン席
その名の通り全ての席が電源付きで16席あります。こちらも周りの席とパーティションで区切られていますが、横目に隣の人が見えて気になります。
パソコン席はフロアの中央辺りにあるので、人通りも雑音も多くちょっと集中しづらいかもしれません。
予約が必要
合計すると36席ある電源付き席ですが32席が予約対象となっています。予約可能なのは最長150分で、それを過ぎたら再度予約しなければなりません。予約は1回しかできないので150分経って引き続き予約しようとしたら埋まっていた、なんてこともありえます。席をずっと確保し続けるということは難しいでしょう。
予約対象の席も、図書館に行って空いていればその場で予約して使うことができます。
実を言うと、この予約システムは2023/9/27から始まったのですが、たまたまその当日にこの図書館に来て、予約していなかったのでその場で席を予約して今この記事を書いています。
長時間利用したい場合には向きませんが、居座ってこんな記事を書いている方がどうかと思うので、この予約システムも真っ当ではあると思います。
なお、4席ある予約対象外の電源付き席(成人専用席)ならずっと使い続けられると思います。
予約に関する注意
予約時間
予約には事前に行うインターネット予約と図書館に来て行う館内予約がありますが、席を確保する時間帯が異なります。
- インターネット予約
- 時間帯が決まっている
- 平日 9:45~12:15、12:20~14:50、14:55~17:25、17:30~19:55
- 土曜 9:45~12:15、12:20~14:50、14:55~17:25、17:30~18:55
- 日祝 9:45~12:15、12:20~14:50、14:55~16:55
- 時間帯が決まっている
- 館内予約
- 利用開始時間を指定できない、空いている席を即時確保
- 30分・60分・90分・120分・150分から利用時間を選択
貸出券が必要
席の予約には図書の貸出券(名古屋市図書館共通貸出券)が必要です。これを取得するには名古屋市に住んでいる、学校に通っている、働いているなどの条件があったと思います。名古屋市に関係のない人は予約対象席を利用することができません。
当然と言えば当然でしょうか。そもそも、これまで誰でも使えた方が不思議でした。
料金
公共図書館ですので無料です。
場所
JR中央線、地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」からすぐ近くです。
休館日・開館時間
飲食施設
地下1階にスガキヤ・自販機があります。
営業時間は10:00から、平日・土曜は閉館30分前、日祝は閉館時間まで。
まとめ
これを書いている最中、終了時間になったこと・次の人の予約が入っている、ということで目の前の席の利用者さんが職員さんに退席を促されていました。
席の予約システムが始まって私にとっては少し利用しづらくなった印象ですが、図書館としては正しい姿なのかもしれません。それでも多くの電源付き席を無料で使えるのは利便性があると思います。
使う日時が決まっていて150分に収まる利用の仕方なら、予約できるというのは非常に便利かと思います。時間が決まっているので、ダラダラせずに緊張感をもって作業に臨めるかもしれませんね。
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