冷蔵庫を使わない発想はなかった|なくすことを考えてみる

住環境

実家には生まれた時から冷蔵庫がありました(たぶん)、一人暮らしをする際にも何の疑問もなく冷蔵庫を購入しました。ホテルにだって小さいのが各部屋に設置されていることが多いです。それくらい当たり前に存在する家電、それが冷蔵庫。

しかし冷蔵庫を使わないで生活をしている人たちがそれなりにいることを知りました。

冷蔵庫の歴史

いわゆる冷蔵庫ができる前は氷を使ったものが主だったようです。断熱効果の高い場所に氷を設置し、なるべく外部との熱交換を減らして冷たい空間を維持する。

古くは氷室、比較的最近では冷蔵箱などというものがあったそうです。

1950年代に今の電気式の冷蔵庫が爆発的に普及したらしく、当時は三種の神器の一つに数えられるほどだったようです。その後は冷却効率や断熱効率の向上やその他機能の追加などがあれど、基本的な構造はこの時に完成し今も変わらないと思われます。

現在の使用用途

ご多分に漏れず私も冷蔵庫を所有しています。なんなら引っ越した際に買い換えたばかりです。現在の使用用途を書き連ねてみます。

一汁一菜生活なので、そんなに入っていないと思われる。

一汁一菜でよいという提案を鵜呑みにして正解だった
一人暮らしの自炊のメインは一汁一菜です。ご飯+具だくさん味噌汁+漬物。料理研究家土井善晴さんの提案にのってみたら自炊がはかどるようになりました。私がどんな具材でどんな感じに作っているかを写真も添えて紹介します。

まずは冷蔵室

密閉して冷蔵庫に保存すると良いと何かで見たのでペットボトルに入れて保存。
野菜小松菜、白菜、人参、カボチャ、ジャガイモ、玉ねぎなど。
買ったパックのまま。
味噌買ったままやタッパーに詰め替えたりして。
漬物梅干し、たくあん系、べったら漬け。
納豆3パック×2で買うことが多い。

そんなにいろいろ入れているわけではないし、なんなら冷蔵しなければならないわけではないものも結構ある。

続いて冷凍室

ご飯いつも米180g炊いて半分を一食で食べるので、残った半分を冷凍している。
野菜小口切りにした長ネギ。長ネギは2本セットで売られていることが多く、どうしても多くなるので。
生ごみジップロックやタッパーに入れて。冷凍させれば腐らないので嫌な臭いもしない。
保冷剤夏場に体を冷やすように取っておいてある。めっちゃ暑がり。

こちらも必須というわけではないものもある。

冷蔵・冷凍する必要はあるのか

冷蔵室。

冷蔵が推奨されているが常温でも保存はできるし、なんなら大抵のご家庭では冷蔵していないと思われる。
野菜冷蔵しなくてもよいものを中心にする。
じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、玉ねぎ、きゅうり、なすetc。
ただし切ったら常温保存が難しい気がする。できれば使い切る、または乾燥野菜にするか漬物にするか。
もともと常温保存が可能。
味噌もともと常温保存が可能。ただし発酵が進むので味・風味が変わる。
また減塩や出汁入りなどの加工食品は常温保存に向かない。
漬物漬物はもともと保存食。ただし塩分控えめのものは常温保存に向かない。
納豆常温に置くと発酵が進んで腐る。意外と腐りやすいらしい。1パックくらいならなんとかなるか?

冷凍室。

ご飯1回、または1日で食べきる分だけ炊く。
野菜冷凍しないで食べきるか乾燥・漬物にする。
生ごみコンポストを利用する。ただし野菜を作ったりしていないので堆肥の処理に困る。家庭菜園始めるか?もともとやりたかったわけだし。
保冷剤なくてもなんとかなる。

代替案

製氷機+クーラーボックス

過去に戻ってみるのも一つの案かもしれません。つまり氷室だったり冷蔵箱になるものを考える。

クーラーボックスは保冷には良いのでしょうが、もともと冷えていなかったら意味がない。それを氷に助けてもらう。その氷だけは製氷機を使う。必要な時だけ使う。

なんだか本末転倒のような気がしなくもない……

小さい冷蔵庫

ホテルなんかにある小さい冷蔵庫。でもあれ、大きい普通の冷蔵庫よりも電気代は高くなってしまう傾向にあるらしい。

場所を占有しないようにする、引っ越しを楽にする、などの目的があるならそれでもいいかもしれません。

とりあえず使わないでみる

今日は11月1日。もうだいぶ涼しくなってきたし、これから冬がやってくる。お試しで冷蔵庫の電源を抜いてみてもいいかもしれない。あれこれ考える前にやってみて、上手くいかなかったらまた考える。腐るにしてもどんな感じで腐っていくか体験してみないことにはわからない。案外しばらく放置しても食べられるかもしれない。

一人暮らしはとかく食材があまりやすいので難しいところもあるけど。

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