【由無し事】人間ってたぶんシングルタスク

人間は同時にいろんなことができる。できるように見える。

音楽を聞きながら宿題したり、テレビを見ながらご飯を食べたり、電話しながら車の運転したり、スマホ見ながら歩いたり……

コンピューターに搭載されているCPUは基本的に1つのことしかできない。でも現実には並列にいろんなことをやっているように見える。でもそれは同時に何かをできるわけではなく、非常に短い時間で処理を切り替えまくっているから、あたかも並行してできているかのように見せかけているだけ。これをコンテキストスイッチと言ったりする。

人間も基本的にはそうなんじゃないかと思うことがある。同時にやっているように見えて脳で処理を高速に切り替えているだけなのでは。そして切り替えにはボトルネックが発生する。つまり無駄な時間、労力がかかっている。

ながら作業はあまり効率が良くない。集中できていない。

音楽を聞きながらちゃんと宿題できてる?テレビ見ながらでご飯をちゃんと味わえてる?電話しながらちゃんと周りに注意して運転できてる?スマホ見ながら歩いたら誰かにぶつからない?

複数のことを同時に考えることもできない。いろんな考えが生まれては消え、消えては生まれるけど、同時であることはない。こういうことがたぶん、瞑想というものに繋がっている気がする。

一つ一つのことをもっと丁寧に行いたい。

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